法務法人(有限)地平

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地平、「グローバルサプライチェーンの変化に対する理解と経営戦略的アプローチ方策」経営フォーラム開催

2024.04.25

当事務所は4月25日、当事務所本社グランドセントラルのオーディトリアムで「グローバルサプライチェーンの変化に対する理解と経営戦略的アプローチ方策」をテーマに当事務所の経営フォーラムを成功裏に開催しました。第1回経営フォーラムに続き、今回の第2回経営フォーラムも早期に締め切られ、企業経営実務者と業界専門家の熱い関心を受けました。 
 
最近、国内企業はサプライチェーン管理に対するリスクと負担が高まっており、転換戦略とデューデリジェンス対応などの効率的な方策を総合的に検討する必要がある状況です。このような背景で開催された今回のフォーラムでは、マクロ的な観点と経営管理的な側面から豊富なインサイトを共有されました。特に、自動車、タイヤ、化学、建設製造など様々な産業群の企業実務者が現状と課題を共有し、他の企業実務者との活発な議論が行われました。 
 
今回のフォーラムは、梁栄太(ヤン・ヨンテ)代表弁護士のあいさつを皮切りに、2つのセッションとパネルディスカッションで行われました。第1セッションは、「グローバルサプライチェーン再編の動向と核心」というテーマで、韓国開発研究院(KDI)のバン・ホギョン博士が「サプライチェーン安定化の重要性と主要考慮要因」を発表しました。バン・ホギョン博士は、最近のサプライチェーン安定化戦略に対する研究と政策の方向性などについて説明し、サプライチェーンの妨害要素と再編要素に対して政府と民間が協力して賢明な対応策を模索しなければならないと強調しました。サプライチェーン三法体制(素材・部品・装備特別法、資源安全保障法、供給網基本法)の実質的な推進力を備えることが必要であり、そのためには、中核鉱物資源国など生産段階別の政策基調の変化を把握する必要があり、中核鉱物資源国の資源同盟強化に対する国際協力も重要だと強調しました。 
 
続いて行われた発表では、 当事務所の経営コンサルティングセンターの韓載振(ハン・ジェジン)専門委員が「サプライチェーンパラダイムの変化と国内企業の対応」をテーマに2番目の発表を行いました。韓専門委員は、最近のグローバルサプライチェーンパラダイムについて「2018年から米中間のサプライチェーンの覇権争いが加速し、サプライチェーンの断片化(Fragmentation)が深まっている」と診断しました。韓専門委員は「特に、最近、半導体や二次電池などサプライチェーンの中核産業に入る中核鉱物に対する中国の主導権が大きくなっているため、今後、覇権争いがさらに加速するだろう」と指摘し、「製造業中心で資源が不足している韓国経済の限界を補完するためには、韓国企業にサプライチェーンの安定化のための業種別オーダーメイドの戦略設計が急務だ」と強調しました。 
 
第2セッションでは、「責任あるサプライチェーンを越えて、サプライチェーン対応戦略策定方策」をテーマに、当事務所の経営コンサルティングセンターBI(Business Intelligence)グループの丁敏(チョン・ミン)グループ長が経営戦略の観点から「サプライチェーンの点検と戦略的方法論」を発表しました。丁グループ長は「続くサプライチェーンの不確実性は、価格(price)と時間(time)などに影響を与える要素だけでなく、衝撃に対する回復の弾力性、最近の気候・環境規制に対する対応力及びビジネスパートナーシップの持続可能性に対する総合的な点検がとても必要である」とし、「そのための全社的な運営構造と対応プロセスなどが重要である」と強調しました。 特に、当センターのサプライチェーン点検ツールキット(toolkit)であるラグス(LARGS)を紹介し、これを通じたサプライチェーン診断の実効性についてのQ&Aが行われました。ラグスは、当センターが開発したサプライチェーン点検チェックリストで、サプライチェーンの5大中核領域(Lean, Agile, Resilient, Green, Sustainable)で構成されており、企業信用評価要素、サプライチェーン関連規制、グローバルSCM経営戦略モデルなどを基に開発されました。 
 
最後のパネルディスカッションでは、当事務所の経営コンサルティングセンターの李俊禧(イ・ジュンヒ)センター長が座長を務め、現代エレベーターのキム・ドゥヒチーム長、ロッテケミカルのムン・ユギョンチーム長、KIS資産評価のパク・ヨンジン本部長、大韓商工会議所のユン・チョルミン室長、 錦湖タイヤのイム・エフアファチーム長、現代自動車のチョン・ドンウンチーム長がパネリストとして参加し、現在、企業のESGパラダイムの中で全社的な購買戦略、サプライチェーン課題、生産拠点と投資に関する課題を議論しました。また、中小・中堅企業が課題解決のための様々な方策を提示し、グリーン(green)サプライチェーンに対する企業の意思決定のジレンマ(dilemma)についても深い議論が行われました。 
 
李センター長は、「当フォーラムは、従来のセミナー企画方式とは異なり、国家政策アジェンダから産業トレンド及び企業経営までワンストップで知識の共有が可能な形態である。参加するクライアント実務者の満足度が高く、良い評価を受けている」とし、「今後、当フォーラムを韓国企業の実情に合った差別化された知識プラットフォームに拡大していく計画であり、ラグス(LARGS)診断モデルをはじめ、企業リスク管理のための定型・非定型データ分析と産業とビジネスに合わせた経営戦略方法論を提示する」と述べました。 
 
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