ソウル南部地検の金融証券犯罪合同捜査団の発足、金融委員会と金融監督院所属の資本市場特別司法警察の増員、金融委員会の特別司法警察チームの新設など金融・証券分野における調査及び捜査の拡大により、2022年8月、金融・証券事件の調査や捜査に迅速かつ体系的に対応しようとするクライアントの要望に応えるため、当該分野の業務経験が豊富な最高レベルの法律専門家らで「金融証券刑事対応センター」を発足させました。
当センターは、金融・証券分野の捜査経験が豊富な朴正植(パク・ジョンシク)代表弁護士(元ソウル高等検察庁長))、崔世勳(チェ·セフン)弁護士(元釜山地検特捜部長)、朴勝大(パク・スンデ)弁護士(元ソウル南部地検2次長)、李載昇(イ·ジェスン)弁護士(元韓国最高検サイバー捜査課長)などを中心に金融捜査捜査対応チームを構成し、検察や警察の金融・証券捜査部署又は金融当局の特別司法警察で進められる事件捜査に対応するため、最上のリーガルサービスを提供します。
また、金融監督院など金融当局の調査初期において迅速かつ適切な対応がより重要になるにつれ、金融監督院の調査初期段階に対応力を高められるよう金融当局調査対応チームを設置し、これに金融監督委員会と金融監督院出身の尹永圭(ユン·ヨンギュ)弁護士(司法研修院28期)、金融監督院法務室出身の金美呈(キム·ミジョン)弁護士(司法研修院35期)、金融監督院企画調整局長などを歴任した西門龍彩(ソムン・ヨンチェ)顧問、金融監督院法務室長出身の呉彰鎭(オ・チャンジン)顧問が在籍しています。
金融・証券分野の専門性とともに多様な裁判経験を有する朴正洙(パク・ジョンス)弁護士(司法研修院23期)、金東亞(キム・ドンア)弁護士(司法研修院24期)、文銖生(ムン・スソン)弁護士(司法研修院26期)が、金融・証券事件の裁判段階で体系的な弁論を行っています。
金融証券捜査対応チームと金融当局調査対応チームのリーガルサービスは、関連法理研究や資料の開発などを担当した研究開発チームの専門的な支援を通じてより一層細かく体系的に提供され、金融監督院の調査段階から検察の捜査段階、公判の段階に至るまで総合的な「ワンストップリーガルサービス」を目指し、さらに関連行政制裁に対する段階別の対応業務まで遂行する予定です。
主な業務 닫기
- 未公開重要情報の利用
- 詐欺的不正取引
- 相場操縦
- 公告義務違反
- 貸し株の裏づけがない空売り
- 金融商品の不完全販売
- 金融商品の発行や運営過程で生じる各種事件
- 企業に係る詐欺、横領、背任など経済事件
- 外部監査法違反など不正会計事件
- その他、企業経営で派生される各種事件
- 経営権の買収や紛争過程で生じる各種告訴・告発や陳情事件
- 企業役職員の業務上背任や業務上横領事件
- その他、経営陣が連累された刑事事件
- 内部者や市場専門家などが連累した不公正取引に関するコンプライアンスの確保
- 内部電算フォレンジック、役職員インタビュー、帳簿分析など通じた内部統制体制の維持や不公正取引の予防
- 公告義務違反、市場秩序の撹乱行為、違法空売りなどを事由とする課徴金処分に対する不服
「資本市場と金融投資業に関する法律」関連
証券会社、金融機関、ファンドなどの金融商品関連
企業経営関連
経営権買収、経営権紛争関連
企業経営支援関連
課徴金など行政制裁関連
主な実績 닫기
- 上場企業CFOの未公開重要情報の利用に関する金融監督院調査及び証券先物委員会審議への対応
- 金融委員会特別司法警察第1号事件(類似投資アドバイス業者関連)捜査への対応
- ヘッジファンド不完全販売に関する検察捜査への対応
- 上場企業代表を相手に法人資金横領や財務諸表虚偽作成などによる少数株主告発の代理
- 株式会社代表を相手に投資金横領や私文書偽造などによる投資家告発の代理
- 上場企業代表の虚偽財務諸表を利用した詐欺的不正取引事件公判(無罪)
- 上場企業代表の系列会社向け債権未回収による業務上背任事件公判(無罪)
- 上場企業の大株主と取締役の関係会社向け資金貸与に関する業務上背任事件公判(無罪)
- 上場企業代表の新規事業推進に関する未公開重要情報の利用事件公判(無罪)
- 上場企業代表の公告義務違反事件公判(無罪)