法務法人(有限)地平

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地平、「デジタルフォレンジックチーム」発足及び韓国デジタルフォレンジックセンターと「デジタルフォレンジック」業務協約を締結

2020.03.17

地平は3月17日、「デジタルフォレンジックチーム」を発足し、韓国デジタルフォレンジックセンターと「デジタルフォレンジック」業務協約を締結しました。 
 
情報通信技術の発展により、企業や個人が活動するサイバー空間において毎日重要な資料が取り交わされ、蓄積されています。コンピューターや携帯電話のような貯蔵媒体の中には企業や個人の日常そのものが含まれていると言っても過言ではありません。 
 
過去においては、捜査や訴訟において「紙の文書」が証拠として活用されましたが、これからは「デジタルデーター」が最も重要な証拠となりました。デジタルデーターを分析するデジタルフォレンジック技法を活用することによってのみ法的イシューを解決できる状況に至ったのです。 
 
このため、当事務所は、デジタルフォレンジック分野と関連した専門的なリーガルアドバイスをクライアントに提供するため「デジタルフォレンジックチーム」を発足し、さらに専門性を強化するため4月17日に国内最高のデジタルフォレンジック専門家グループである韓国デジタルフォレンジックセンターと業務協約を締結しました。 
 
「デジタルフォレンジック(Digital Forensic)」とは、コンピューターのログファイル、文書ファイル、メール、携帯電話文字メッセージ、チャッティング内容など各種デジタルデーターとデジタル機器を収集し、データー生成日時、存在するデーター、削除されたデーターなどを分析したり、復元することによって、重要な証拠を確保する法科学分野を意味します。 
 
韓国デジタルフォレンジックセンターは、捜査経歴20年の前職警察庁サイバー専門捜査官であるチェ・ウンヨン代表取締役が設立した会社であり、デジタルフォレンジック分野を先導的に開拓し、デジタル情報管理ソリューションや会計フォレンジックソリューションなどの技術を利用した企業不正監査、営業秘密流出監査、企業や個人のデーター機器分析と復元を通じた証拠確保など豊富な経験と、この分野における最高の専門性を備えた会社です。 
 
デジタルフォレンジック分野は、刑事事件だけでなく、企業の内部監査、会計調査分野、公正取引、労働その他各種行政機関の規制分野においても重要性が高まっています。 
 
当事務所は、検事出身の吳自誠(オ・ザソン)弁護士(刑事・労働分野)と張基錫(チャン・ギソク)弁護士 (企業刑事分野)、フォレンジック業務関連の弁論経験が多い朴城徹(パク・ソンチョル)弁護士(IT・不動産分野)、金炯佑(キム・ヒョンウ)弁護士(金融・企業会計分野)、許鐘(ホ・ジョン)弁護士(情報通信・特許分野)、魏啓寬(ウィ・ゲグァン)弁護士(警察大出身、企業刑事・労働分野)、李鍾憲(イ・ジョンホン)弁護士(公正取引分野)などを主軸としてデジタルフォレンジックチームを編成しました。当事務所のデジタルフォレンジックチームは、当事務所が強化している刑事チーム、コンプライアンスチーム、労働チーム、公正取引チーム、危機管理チーム、人権経営チームなどと結合して業務を遂行する予定です。 
 
当事務所のデジタルフォレンジックチームと韓国デジタルフォレンジックセンターは、相互に協力し、企業の内部調査、公正取引、不当労働行為、技術流出など分野において、クライアントに対してより体系的で専門的なデジタルフォレンジックのアドバイスを提供する予定です。 
 
当事務所と韓国デジタルフォレンジックセンターが今後協力して推進する主な業務は下記のとおりです。 
 
△ E-Discovery分野研究、△ 膨大な分量のデジタル文書・デジタルファイル分析 △ 携帯電話、ハードディスク復元・分析、△ 音声、映像、マルチメディア復元・分析、△ 各種デジタル貯蔵媒体復元・分析、△ 捜索・押収など捜査現場で行われるデジタルフォレンジック技術のアドバイス 
 
 
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