法務法人(有限)地平

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地平、ハンガリー法律事務所OppenheimとMOU締結・ハンガリー事務所開設

2024-11-08

地平・OppenheimMOU締結とハンガリー事務所開所式
（左からOppenheimのBulcsu FENYVESI経営代表弁護士、Istvan SZATMARY経営代表弁護士、
地平のヤン・ヨンテ代表弁護士、イム・ソンテク代表弁護士）

当事務所は10月29日に本社にて、ハンガリーの名門法律事務所OppenheimとのMOUを締結し、ハンガリー事務所の開所を記念する式典を行いました。

設立当初から海外業務のリーディングファームとして評価されている当事務所は、韓国の法律事務所の中で最も多くの国に海外事務所を展開しています。このたび、ハンガリー・ブダペストに9番目の海外事務所を開設することで、アジアを超えて中・東欧地域までカバーするネットワークを整えることになりました。

Oppenheimは1989年に外国人投資家向けのリーガルサービスを提供し始め、現在ではChambers and PartnersやLegal 500といった主要な評価機関からハンガリーの有力な法律事務所として評価されています。当事務所は今後、Oppenheim、当事務所のハンガリー事務所、そして本社の中・東欧センターが緊密に連携し、ハンガリーおよび中・東欧地域で質の高いリーガルサービスを提供していく計画です。

中・東欧地域は、欧州向けの生産拠点やバリューチェーンへの編入、市場の多角化などの理由から、韓国企業にとって重要な投資地域として注目されています。特にハンガリーは、東欧と西欧を結ぶ交差点に位置しており、欧州市場全体へのアクセスが良いため、企業にとって魅力的な投資先として評価されています。

ハンガリーを含むポーランド、チェコ、スロバキアなどのヴィシェグラード4カ国（V4）は、欧州連合（EU）加盟以降、輸出主導型の経済成長を遂げて欧州製造業の拠点として成長してきました。物流の中心地という地理的な利点を持つV4諸国は、低い法人税や熟練した労働力を活かし、自動車、バッテリー、家電などの分野でグローバル企業の生産施設を積極的に誘致し、急速な産業化を実現しています。

このような世界的な流れの中で、多くの国内企業がハンガリーを欧州の中心生産拠点と育成するための戦略的な投資を行い、市場の動向や拡大に備えています。しかし、中・東欧地域は法律規制が発達した地域であり、進出企業はEU加盟国である中・東欧諸国の法的・制度的リスクや管理リスクに備え、徹底した管理体制を構築するなど、入念な準備が求められます。

当事務所は、韓国企業の中・東欧諸国市場への進出が増加に伴い、増大するリーガルニーズに迅速かつ効率的に対応するため、中・東欧地域の拠点としてハンガリーを選定し、現地に新たな事務所を開設することになりました。ハンガリー事務所では、20年以上の海外ビジネス経験を持ち、幅広いネットワークと専門知識を備えたチャン・ソン中・東欧エリア長（首席専門委員）が既に活発に活動しています。また、来年初頭には本社からパートナー級の弁護士が追加派遣され、本社中・東欧センターと緊密に連携しながら、現地での利便性を高めた実践的なアドバイスを提供していく予定です。

皆様のご関心とご支援よろしくお願い申し上げます。

法務法人（有限）地平のニュースレターは、一般的な法律情報を顧客に迅速かつ正確に伝える目的で提供されており、収録された内容は法務法人（有限）地平の公式的な見解若しくは具体的な事案に関する法的な効力を有するものではありません。具体的な内容については、法務法人（有限）地平の弁護士及び専門家にご相談ください。

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